ブスだと罵られた過去 もあったけれど
もう挫けたりしません。
壮絶なイジメ
21歳 職業 美容部員
私は、中学生の頃
醜い容姿 が原因で いじめられました
無視 をされるのは当たり前。
授業中に物を投げられたり
後ろの人に椅子を蹴られたり…
給食の時間は、同じ班の子から
机を離され 食器の中にゴミ を
入れられることも頻繁にありました。
ノートや教科書が水浸しにされたり
キモい、ブス死ね と
落書きされることもありましたが
誰にも相談できませんでした。
私の顔は、重い一重瞼で目つきが悪く
鼻が低めで大きな口。
つけられたあだ名は
口裂け女、カマキリ、ばい菌
私のことを話していると分かると
恐怖で身体が震えました。
自分でも 気持ち悪い顔 だと
分かっていたけれど、すごく辛かったです。
せめて、目つきだけでもよくなれば
睨んでいるようには見えないだろう… と考えて
アイプチで二重にする努力をしました。
しかし、それを見た女子から
ブスが努力しても
キモいだけなんだけど~
と馬鹿にされたり
先生、この子アイプチやってます~
とチクられたりして、二重にするのは
諦めてしまいました。
存在を認めてもらえない
目立つようなことをすれば
罵倒され、更にいじめられる…
人と関わるのが怖くて
何度も 死んでしまいたい と思いました。
高校では、とにかく目立たないように
ひっそりと学校生活を過ごしました。
友達と呼べる子は1人もいませんでしたが
中学生の頃のような 激しいいじめ の
標的にされることはなかったので
安心している自分がいました。
居場所が欲しい
高校卒業後は
食品を製造する会社に就職しました。
職場は、親切なおばさんが多くて
平凡で楽しい毎日でした。
家と職場の往復を繰り返して
半年程たった頃
自分と同年代の人で
気軽に話せる相手がほしい と思い
出会いサイトに登録しました。
好きなアニメのことをプロフィールに
書くと、同じ作品を好きな男性・女性から
たくさんのメールが届きました。
仕事が終わったら
まずサイトを開いて、メールの返信を
するのが 私の楽しみ になりました。
家以外で、心が休まる場所 を
見つけることができた喜びは
とても大きなものでした。
サイトで何通かやりとりをしていると
ご飯でも行かない? と
人生で初めて、男の人に食事に誘われました。
容姿に自信のない私は
断るべきかな… と迷いましたが
もし、上手に関われなかったとしても
二度と会わなければいいだけだ…!
と思い、会ってみることにしました。
初めてできた友達
彼(拓哉君)とは、駅で待ち合わせをして
ファミレスで食事をすることになりました。
家族以外とファミレスに来たのは
初めてで…すごく緊張しました(>_<)
そのことを拓哉君に告げると
不安を和らげるように、沢山の話題を
出してくれました✨
今思うと…
19歳で、家族以外と
ファミレスに行ったことがない人 って
そういないですよね…💦(笑)
彼と、何度か食事に行くうちに
サイトに登録した理由 を話す機会があり
中学生時代イジメ にあった
過去を告白しました。
すると、彼はこう話し始めました。
実は、俺もイジメられたことあるんだ
友達がいじめられてたから、止めたら
次は俺が標的にされてさ…
助けた友達まで
周りの奴とグルになっちゃって
最悪な中学時代だったよ…💦
でも、今はこうして友達がいるから
俺は一人じゃないって思えるよ^^
彼は、辛かった過去を話してくれて
私を 友達 と呼んでくれました。
嬉しくて涙が止まらなかったです。
人と関わるのは、怖くないと思えた
サイトを利用しているうちに
女の子の友達もできました。
中学生の頃の いじめの中心は
女子だったので、女の子は怖いな… と
思っていました。
しかし、実際に会ってみると
その子はとってもいい子で…!✨(華ちゃん)
一緒に洋服を選んでくれたり
メイクの仕方も教えてくれました!
中学のとき、クラスメイトに
ブスが努力してもキモい と
言われ、二重にするのを諦めて
しまっていた私でしたが
華ちゃんに上手なアイプチの使い方を
教えてもらい、自分に
自信 をもてるようになったのです。
二重にしたら
コンプレックスの大きな口 も
前より気にならなくなって
おしゃれが楽しくなりました♪
華ちゃんが開いたオフ会をきっかけに
私に、 人生初の彼氏 もできました。
背が高くて、細身で
ぱっちり二重の男性です✨
すっぴんを見せるのが怖くて
お泊りをするときでも 必ず
薄化粧+アイプチをして、眠っていた私に
眠るときくらい
ゆっくり休みなよ^^ と言われ
一重になった顔を晒したのですが
なんか幼くなったね(笑)
俺、こっちも好きだなぁ
と受け入れてくれました。
私のことを友達と呼んでくれた 拓哉君
自分磨きに協力してくれて、素敵な彼に
巡り合わせてくれた 華ちゃん には
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
現在 私は、高校卒業と同時に就職した
食品製造の仕事を辞め
百貨店で ビューティーアドバイザー の
仕事をしています。
いかに人と関わらないようにして過ごすか…
そんな風に生きていた高校までの私では
ありえない職業でしたが
外見がコンプレックスで悩んでいる人の
お手伝いができたらいいな… と思い
この仕事に就きました(*˘︶˘*)
もう今は 人と関わるのが怖い
なんて思いません。
信じあえる友人と恋人に巡り合えて
私は本当に幸せ者です。
ゆりさんが 素敵な出会い を見つけたところ✨
⇒ ハッピーメール(R18)
